Google Pay™ とは?使い方やメリット、設定方法など紹介

- Google Pay
2021-03-31
- Google Pay は、 Android™ (アンドロイド)が搭載されたスマートフォンで利用できる決済サービス
- クレジットカードや各種電子マネーなどの設定が可能
- お店や交通機関で、アプリを起動することなくスムーズに支払いが可能
目次
日本中で広がりを見せているキャッシュレスですが、なかでも Google Pay は Android 搭載のスマートフォンで、気軽に利用できる非接触型の決済サービスです。日本では2016年に Android Pay としてサービスが開始されて以来、利用者を集めてきました。
今回は、 Google Pay の概要について紹介します。
Google Pay とは?

Google Pay (グーグルペイ)は Android 端末で利用できる Google の決済サービスです。利用に手数料がかかることもなく、電子マネーやポイントカード、航空チケットなどをひとつの端末で管理できます。
簡単・便利な決済サービス
Google Pay は、 Android のスマートフォンがあれば誰でも簡単に使いはじめることができます。
Google Play ストアから「 Google Pay 」アプリをダウンロードして、対応しているカードや電子マネーを設定すればすぐに、スマートフォンひとつでお店やWEBサイトなどの支払いができるようになります。
設定できるカードは?
Google Pay に設定できるカードは、次の3種類です。
- クレジットカード
- プリペイドカード
- デビットカード
これらのカードを設定すると、電子マネーのQUICPay(クイックペイ)™ もしくはiDのいずれかが利用できるようになります。また一部のカードでは、Visaのタッチ決済も利用可能です。
利用できる電子マネー
Google Pay ではQUICPay、iDのほか、各種電子マネーのSuica、nanaco、楽天Edy、WAONも利用できます。
これらの電子マネーは「 Google Pay 」アプリから設定可能です。すでに専用アプリで利用している電子マネーがある場合は、その電子マネーを Google Pay 上で有効にすることもできます。
Google Pay で利用できる電子マネーについては、次の記事で確認してください。
ポイントやチケットも
Google Pay の大きな特徴として、ポイントカードやチケットも管理できる点があげられます。
Google Pay に対応しているポイントカードは、Tポイントとdポイントで、限定特典を受け取ったり、ポイントカードを使えるお店に入ったときに通知を受け取ったりできます。またチケットではJALの国内線搭乗券とe+(イープラス)が対応していて、搭乗券やチケットを Google Pay に保存することで、それらをすぐに表示・利用することが可能です。
Google Pay を利用するメリットは?

Google Pay を利用するメリットは、次のとおりです。
お店や交通機関でスムーズに支払える
まず、お店や交通機関でのスムーズな支払いが実現します。
お店では利用する電子マネーをお店の方に伝えて端末にかざすだけで、交通機関では改札や支払い時にかざすだけで支払いが完了します。
いずれもアプリを起動する必要がないので、急いでいるときや時間がないときでも、スムーズに支払いが完了する点が魅力です。
カードの持ち歩き不要
「 Google Pay 」アプリには複数電子マネーを設定することが出来るので、スマートフォンがお財布代わりになる点もメリットです。盗難や紛失のリスクを減らすことが出来る他、ちょっとした買い物にもスマートフォンひとつあれば事足りる気軽さが魅力です。
衛生面でも安全・安心
感染症対策への意識が高まるなか、消費者とお店の人の双方にとって、現金やカードなどの受け渡しをしない非接触の支払い方法に注目が集まっています。
Google Pay は、スマートフォンをかざすだけで支払いができるため、衛生面でも安全・安心の支払い方法です。
ポイントがたまる
Google Pay に設定したカードや電子マネーのポイントをためられることも魅力のひとつです。
多くの場合、カードで支払いをしたときと同様にポイントが付与されるので、 Google Pay なら、おトクに使いながら利便性を向上させることができます。
Google Pay を利用するには?
Google Pay は、QUICPayやiDなどの各電子マネーに対応するお店、Suicaが利用できる交通機関、 Google Pay に対応するWEBサイトやアプリなどで利用できます。
設定した電子マネーによって利用可能なお店などは異なるため、店頭に掲示されている各電子マネーのロゴマークで確認しましょう。たとえばQUICPayを利用する場合は、次のロゴが目印です。

- ※QUICPayマークのお店でのご利用は、1回あたり2万円(税込)までとなります。
- ※デビットカード、プリペイドカードをご登録の方は、QUICPay+マークのお店でのみ利用できます。
Google Pay が使えるスマートフォンは?
Google Pay は、 Android のバージョンがLollipop(5.0)以降のスマートフォンで利用できます。また電子マネーを利用する場合は、スマートフォンが「おサイフケータイ」に対応している必要もあります。
Google Pay が利用可能なスマートフォンについて、詳しくは次のページをご確認ください。
お使いのスマートフォンで非接触型決済を利用できるか確認するGoogle Pay の安全性
Google Pay は、他の Google サービスと同様に、ユーザーの支払い情報を何重ものセキュリティーで保護しています。
具体的には、ユーザーの支払い情報の暗号化、セキュリティーで保護されたサーバへのデータ保管、支払い時のバーチャルアカウント番号の利用、デバイスへの画面ロックの設定などです。
Google Pay の設定方法は?

Google Pay は、「 Google Pay 」アプリにカードを設定することで利用できるようになります。
Google Pay に対応しているカードがあれば、設定は簡単です。次の手順に従って、設定してみましょう。
クレジットカードなどの設定方法
1. 「 Google Pay 」アプリをダウンロード
2. アプリを起動して、「使ってみる」や「+ お支払い方法」などを選択した上で、「クレジット/デビット/プリペイド」を選択
3. Google Pay に設定するカードを枠に合わせ、情報を読み取る
4. 画面に従い、セキュリティーコードなど必要情報を入力
5. 「続行」を選択した上で、内容を確認して「同意する」を選択
Suica、nanaco、楽天Edy、WAON の設定方法
1. 「 Google Pay 」アプリをダウンロード
2. アプリを起動して、「使ってみる」や「+ お支払い方法」などを選択した上で、設定する電子マネーを選択
3. 情報を設定して、アカウント作成
4. 規約を読んで「同意する」を選択
なお、Suicaカードなどからの移行・取り込みはできないため、注意する必要があります。また機種変更した場合のカードの移行方法なども、各電子マネーによって異なるため、詳しくは事業者のWEBサイトなどを確認してみてください。
Google Pay でQUICPayを利用するには?
前述したように、 Google Pay では電子マネーのQUICPayを利用できます。QUICPayに対応しているカードは、次の「 Android でQUICPayが使えるカード発行会社一覧」から確認できます。
お持ちのカードがQUICPayに対応していたら、早速 Google Pay に設定してみましょう。
Android でQUICPayが使えるカード発行会社一覧- ※ Google Pay 、 Google Pay ロゴ 、 Android は、 Google LLC の商標です。
- ※ Google Pay は、おサイフケータイ(R) アプリ(6.1.5以上)対応かつ Android 5.0以上のデバイスで利用できます。
- ※「おサイフケータイ」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
- ※Suicaは、東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
- ※nanacoは、株式会社セブン・カードサービスの登録商標です。
- ※楽天Edyは、楽天Edy株式会社の商標または登録商標です。
- ※WAONは、イオン株式会社の商標または登録商標です。
- ※Tポイントは、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の登録商標です。
- ※iD、dポイントは、株式会社NTTドコモの商標です。
- ※e+は、株式会社イープラスの商標です。
- ※Visaは、ビザ・インタ―ナショナル・サ―ビス・アソシエイションの登録商標です。
- ※Visaのタッチ決済は、日本国内を含む世界約200の国と地域で展開されている、世界基準のセキュリティ技術であるEMV認証技術を活用した決済方法です。店員にカードを渡すことなく、レジにあるリーダーに非接触対応のVisaカードをタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要で、スピーディーかつ安心・安全にお支払いが完了します。(一定金額を超えるお支払いは、カードを挿し暗証番号を入力するか、サインが必要となります。)
- ※Visaのタッチ決済は、三井住友カード株式会社がサービス提供します。