Google Pay™ で利用できる電子マネーそれぞれの特徴やオススメは?

- Google Pay
2021-03-31
- Google Pay で利用できる電子マネーは、QUICPay、iD、Suica、nanaco、楽天Edy、WAON
- Google Pay には複数の電子マネーを設定できる
- 利用シーンやライフスタイルにあわせた使い分けがオススメ
目次
Google Pay (グーグルペイ)とは、 Android™ (アンドロイド)端末で利用できる Google の支払いサービスです。お店での支払いは、 Google Pay を設定したスマートフォンをかざすだけで、簡単・スピーディーな支払いが実現します。
Google Pay には複数の電子マネーを設定できますが、今回は、 Google Pay で利用できる6つの電子マネーの特徴を紹介します。
Google Pay で利用できる電子マネーは?

Google Pay で利用できる電子マネーは、QUICPay(クイックペイ)™ 、iD、Suica、nanaco、楽天Edy、WAONです。
QUICPayまたはiDを利用する場合には、「 Google Pay 」アプリにクレジットカードやプリペイドカード、デビットカードを設定します。利用できる電子マネーがQUICPayかiDかは、設定するカードによって決まります。
一方、2021年3月時点で、その他の電子マネーは Google Pay で利用することはできません。
各電子マネーの特徴とメリット
では、 Google Pay に設定できる6つの電子マネーについて、それぞれ特徴とメリットを見ていきましょう。
QUICPayの特徴とメリット
電子マネーのQUICPayは、対応するクレジットカードやプリペイドカード、デビットカードを「 Google Pay 」アプリに設定することで利用できます。
QUICPayは全国205万ヵ所以上(2022年9月末時点)のコンビニエンスストア、飲食店、タクシーやレジャー施設など幅広いお店や施設で利用できるのが特徴です。
利用した金額をクレジットカード代金と一緒にまとめて支払う「ポストペイ(後払い)」や、チャージした分だけ利用できる「プリペイド(前払い)」、口座の残高内で使える「デビット(即時払い)」の3種類の支払い方法に対応しているので、自身のライフスタイルにあった使い方を選択できます。
Google Pay でQUICPayが利用できるカードは、次のページで確認できます。
Android でQUICPayが使えるカード発行会社一覧iDの特徴とメリット
電子マネーのiDも、クレジットカードやプリペイドカード、デビットカードを Google Pay に設定することにより利用可能となります。
全国約124.8万台(2020年12月時点)で利用可能で、幅広いお店に対応している点が魅力です。
QUICPayと同様、「後払い」「前払い」「即時払い」の3つの支払い方法が選べる点も特徴です。
設定するカードがQUICPayまたはiDのどちらに対応しているかによって、利用できる電子マネーが決まります。
Suicaの特徴とメリット
交通系電子マネーのSuicaは、Suicaマークが掲出されているお店や全国各地の交通機関で利用できます。 Google Pay にSuicaを設定すれば、忙しい通勤通学時にも、スマートフォンを改札にかざすだけで乗車料金の支払いが可能です。
Suicaカードを持っていなくても、Google Pay アプリからSuicaを発行できますが、Suicaカードからの移行や取り込みはできないので注意しましょう。
なお2021年3月時点、交通系電子マネーのPASMOは、 Google Pay では利用できません。
nanacoの特徴とメリット
nanacoは、全国約73.9万店(2020年12月末時点)のお店で利用可能なプリペイド型の電子マネーです。
nanacoの特徴は、買い物のたびにnanacoポイントがたまることです。たまったポイントは「1ポイント」=「1円分」の電子マネーに交換して利用できます。
楽天Edyの特徴とメリット
楽天Edyは、プリペイド型の電子マネーです。
楽天市場や全国のコンビニエンスストアなど、全国80万ヵ所以上の幅広い加盟店(2020年10月1日時点)で利用できます。
設定をすれば、楽天Edyの支払いによって、楽天ポイントがたまる点が魅力です。たまったポイントは楽天グループの各種サービスなどで使うことができます。
WAONの特徴とメリット
WAONは、全国約79.7万ヵ所(2021年2月時点)のお店などで利用できるプリペイド型の電子マネーです。
WAONでの支払いでたまるポイントをWAONポイントといい、たまったポイントは電子マネーWAONに変換して、買い物に使えます。
電子マネーの設定方法

電子マネーの設定方法は、クレジットカードなどから設定するQUICPayやiDと、その他の電子マネーで異なりますが、いずれも「 Google Pay 」アプリから設定します。
Google Pay にカードを設定する手順は、次のページで紹介しています。
オススメの電子マネーは?
6つの電子マネーのうち、オススメを一概に決めることはできませんが、それぞれの特徴からライフスタイルにあわせて使い分けることが良いでしょう。
Google Pay では複数の電子マネーを設定することが可能なので、利用シーンに応じて併用することが可能です。
交通機関で Google Pay を利用する場合には、Suicaを設定しましょう。
QUICPayやiDは、後払い・前払い・即時払いのすべてに対応しているので、支払い方法を柔軟に選ぶことができます。その他にも、普段から利用するお店やサービスのポイントにあわせて、利用を検討してみましょう。
Google Pay とQUICPayでキャッシュレス生活をはじめよう!
QUICPayは全国の幅広いお店や施設で利用できる電子マネーです。
お持ちのカードが対応していれば、手数料がかかることなく、スマートフォンをかざすだけのキャッシュレス支払いをすぐにはじめられます。
次のご利用ガイドを参考にして、QUICPayをはじめてみましょう。
- ※ Google Pay 、 Android は、 Google LLC の商標です。
- ※ Google Pay は、おサイフケータイ(R) アプリ(6.1.5以上)対応かつ Android 5.0以上のデバイスで利用できます。
- ※「おサイフケータイ」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
- ※iDは、株式会社NTTドコモの商標です。
- ※Suicaは、東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
- ※nanacoは、株式会社セブン・カードサービスの登録商標です。
- ※楽天Edy、楽天市場、楽天ポイントは、楽天株式会社の登録商標です。
- ※WAONは、イオン株式会社の登録商標です。
- ※PASMOは、株式会社パスモの登録商標です。
- ※各種計数は、2021年3月18日時点で各事業者のホームページで公表されている情報をもとに掲載しています。