Apple Payはどの電子マネーに対応?2020年10月からはPASMOが登場

- Apple Pay
2020/11/25
- Apple Payで利用できる電子マネーはQUICPay、iD、Suica、PASMOの4種類
- Apple Payに設定するカードによって、利用できる電子マネーが異なる
- 「Wallet」アプリには最大12枚までカードを設定することができるので、利用シーンによって複数の電子マネーを使い分けができる
いま、日本中で広がりを見せているキャッシュレス決済。なかでもApple Payは、クレジットカードを設定するだけで、QUICPay™(クイックペイ)やSuicaなどの各種電子マネーが使えるため、その手軽さやセキュリティーの高さなどから、利用が増えています。
今回は、Apple Payで利用できる電子マネーをご紹介します。
目次
Apple Payで利用できる電子マネーは?

Apple Payで利用できる電子マネーは、QUICPayまたはiD、交通系電子マネーのSuicaやPASMOです。このうち、利用できる電子マネーがQUICPayかiDかは、設定するクレジットカードやプリペイドカード、デビットカードによって決まります。
2020年10月7日現在、その他の電子マネーは、Apple Payでは利用できません。
オススメの電子マネーは?
では、Apple Payで利用するときのそれぞれの特徴やメリットから自分にぴったりの電子マネーを探してみましょう!
QUICPayの特徴とメリット
QUICPayは、使えるお店と対応しているカードが多いことが特徴です。コンビニエンスストア、飲食店、タクシーやレジャー施設など、全205万ヵ所以上の場所(2022年9月末時点)で利用できます。幅広い利用シーンで使えることが最大のメリットです。
QUICPayはさまざまなカードに対応しているので、いつものカードが対応していればすぐにQUICPayをはじめることができます。クレジットカード・デビットカード・プリペイドカードの3種類が使えるため、自分に合った支払い方法が選べることも魅力です。
3種類には、それぞれの利点があり、クレジットカードであれば、利用した分をクレジットカード代金とあわせて支払うため、事前のチャージも不要です。デビットカードであれば、利用した分が即時引き落としされ、口座の残高内で使えるため安心です。プリペイドカードならば、事前にチャージした分だけ利用できるため、使いすぎも防止できます。
iDの特徴とメリット
iDは、2020年9月現在、全国約121.5万台で利用可能で、使えるお店が多いことが特徴です。
Apple Payに設定する場合、iDはクレジットカード・プリペイドカードの2種類の支払い方法が選べます。
前述したとおり、設定するカードによって、Apple Payで利用できる電子マネーがQUICPayかiDか決まります。
次のページで、お持ちのカードがどちらの電子マネーに対応しているか確認してみましょう。
SuicaやPASMOの特徴とメリット
交通系電子マネーSuicaやPASMOの特徴は、電車やバスなどの交通機関だけでなく、自動販売機やコンビニなどのお店で利用できることです。「Wallet」アプリにJCBやMasterCardなどのクレジットカードを設定していれば、いつでもどこでも残高を確認して、不足していればチャージしたり、定期券の購入などができたりするため、とても便利です。なお、新しく定期券を買う場合はSuicaアプリ、PASMOアプリのインストールと会員登録が必要となります。
さらに、SuicaやPASMOは関東エリアだけでなく、全国の相互利用可能な電車やバスでも使えます。Walletアプリや Suicaアプリ・PASMOアプリを使えば、プラスチックのSuicaやPASMOカードを持っていなくても、新しくバーチャルにSuicaやPASMOをiPhoneに直接発行できるので、関東エリアにいなくても、使いはじめることができます。
Apple Payはカードを何枚まで設定できる?

Apple Payは複数の電子マネーに対応していますが、それらを併用して利用することができます。
Apple Watch Series 3以降、iPhone 8やiPhone 8 Plus以降では、「Wallet」アプリに12枚までカードを追加できるのでユースケースや特徴にあわせて、複数の電子マネーを上手に使い分けましょう。
- ※Apple Watch Series 3、iPhone 8やiPhone 8 Plusより前のモデルは8枚までカードを設定することができます。
電子マネーの設定方法
電子マネーの設定方法は、設定するカードによりわずかに異なりますが、いずれも標準搭載の「Wallet」アプリから設定します。Apple Payに電子マネーを設定する方法は次のページで確認できます。
Apple PayとQUICPayでキャッシュレス生活をはじめよう!
この記事をまとめると、次の通りです。
- Apple Payで利用できる電子マネーはQUICPay、iD、Suica、PASMOの4種類
- Apple Payに設定するカードによって、利用できる電子マネーが異なる
- 「Wallet」アプリには最大12枚までカードを設定することができるので、利用シーンによって複数の電子マネーを使い分けができる
QUICPayは、全国205万ヵ所以上(2022年9月末時点)のコンビニエンスストアやレストランなどで利用できる便利な電子マネーです。
対応するカードがあれば、設定時間は約2分。
次のご利用ガイドを参考にして、Apple PayでQUICPayを利用してみましょう。
- ※Apple Pay は、米国および他の国々で登録されたApple Inc. の商標です。
- ※Apple、Appleのロゴ、Apple Pay、Apple Watch、Face ID、iPad、iPhone、iTunes、Mac、Safari、Touch IDは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPad ProはApple Inc.の商標です。
- ※iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
- ※Apple Payを利用するにはiOS 12.5.2以降が必要です。Apple Payに対応しているデバイスについてはhttps://support.apple.com/ja-jp/HT208531をご覧ください。